お腹がすくと胃が痛い

義母が深夜、お腹がすくと胃が痛い、というので調べてみました。

胃が痛くて夜中目が覚めるほど痛いというので、かなりの痛みですよね。
睡眠もよくできなくて他の病気にもなってしまいそうです。。

◆症状

お腹がすくと胃が痛い
特に夕方や夜中に胃が痛くなる。
胃は、おへその上からみぞおちの下のあたりです。

◆原因

まず、胃の働きを説明しましょう。

胃の働きは2つあります。
１．倉庫
　　食道から降りてきた食べ物をいったん貯めて、小腸の消化具合にあわせて、十二指腸に送り出します。

２．ミキサー
　　食べ物と胃液をまぜて、砕いてどろどろのおかゆ状にします。
　　また、胃液に含まれる塩酸とペプシンがたんぱく質をある程度分解します。　　

次に、お腹がすくと胃が痛い原因について説明します。

原因その１
胃の働きの「２．ミキサー」のところに書きましたが、胃液がタンパク質を分解します。
しかし、胃もタンパク質でできています。胃自体は分解されないのでしょうか？
胃自体が分解されないように、胃粘液、胃粘膜などのバリヤーが胃自体を守っています。

健康な状態であれば、分解とバリヤーのバランスがちょうどよく保たれているのですが、
この分解とバリヤーのバランスがくずれて、分解力が強くなると、胃液が胃壁を刺激して、胃が痛くなります。

原因その２
胃の中にピロリ菌という最近が住み着くことがあります。
ピロリ菌が胃粘膜を分解して、胃が痛くなります。

◆対策

ネット上でいろいろ調べたことを元に、お腹がすくと胃が痛い人のための対策を私なりに5点にまとめました。
生活習慣に関わることが多いです。これを機に生活習慣を見なおしてみてはどうでしょうか？

１．ストレス解消
分解とバリヤーのバランスは、ストレスがあると崩れやすいです。
運動や音楽などの趣味でストレスを発散させましょう。
私もたまに胃が痛いときがありますが、筋トレをすると治ります。
ウォーと力いっぱい力をいれるとストレスが解消されるんですかね。

２．規則正しい生活
毎日起床、就寝、食事の時間を同じ時間にしましょう。
特に夕食は、就寝の3時間前までに終わらせましょう。

食べ物を食べてから、胃を出るまでの時間は結構かかります。
　炭水化物：2～3時間
　タンパク質：4～5時間
　脂肪：7～8時間

食事は1日に3度とると思いますが、そうすると胃は24時間ずっと働きぱなしなんですね。
特に夜食を習慣にしている人はやめた方がよいと思います。

3. よく噛んでゆっくり食べ、腹8分目で食べ終わる。
　食事には20分はかけましょう。

4. 刺激物、アルコール、タバコを控える。
　香辛料、コーピー、熱いもの、冷たいもの、脂っこいもの、アルコール、タバコは、控えた方がよいようです。

5. ピロリ菌を退治する薬を飲む。
　胃にピロリ菌がいるかどうかは、病院で検査できるようです。

最後に、痛みが長引くようでしたら、早めに病院へ行きましょう。
お腹がすくと胃が痛いのは、十二指腸潰瘍や胃潰瘍の可能性があるそうです。

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